Photo of the Day |
2002年8月1日(木) フジの新メディア採用の新型デジタルカメラ? |
フジ・FinePix F401 (発売以来、ずっと売れ行きのHOMEを維持している人気デジタルカメラ。同クラスの他のデジタルカメラの安い機種 (29800円) と比べると2万円ほどの価格差があるのに、このF401が売れているのだ) 本日、午前中にフジの新型デジタルカメラなどの発表会があります。とうぜんながら、あの、xD-ピクチャーカードを採用したデジタルカメラだろう、と思うけど、うわっというような超小型の機種が発表されそうな気もしないでもない。楽しみ。 でも、うーん、そうした発表会に行っているヒマは、いまはチョットないのだけれど、好奇心が人一倍あるぼくだからして、じっと我慢して原稿書いていることもできない。さて、気分転換にちょっと出かけてこようっと。 |
2002年8月2日(金) 富士フイルムの新製品発表会 |
フジ・FinePix F401 (このF401に採用されているCCDはフジが独自開発したスーパーCCDハニカムの1/2.7inch型。有効画素数は210万画素だが画素補間処理により約400万画素相当の大きな画像が得られる。で、昨日、発表されたフジの新型カメラ3機種のうち2機種は同じ1/2.7inch型CCDだが、こちらはスーパーCCDハニカムではなく、ごく普通の324万画素のCCD。なんだかややこしいなあ) フジの新製品発表会でありますが、予想していたような超小型デジタルカメラではなかった。なにか、とっても残念。ごくごくオーソドックスなスタイリングの3機種で、3倍ズーム内蔵の300万画素機種、単焦点内蔵の200万画素機、そして300万画素で6倍ズームレンズ内蔵の一眼タイプ。xD-Picture Cardの初採用機種であることと、3機種とも単3型乾電池を使用してかなりの省エネ設計になっていることが最大のポイントであります。 この写真じゃあよく見えないでありましょうけれど、女性が持っている左側が3倍ズームのA303、右が単焦点のA202、というわけです。 |
2002年8月3日(土) 上野・不忍池 |
ソニー・Cyber-Shot DSC-P2 (P2を使っていての不満点はそのレンズ描写性能がイマイチであること。Pシリーズの中でこのP2と他の機種とは同じ3倍ズームでもレンズ構成が違う。1/2.7inch型CCDのために新しく作らせた (とうぜんながらソニーが作ってるワケじゃない)レンズなんだけど、これがあまりよろしくないのだ。やっぱりレンズにはきちんとお金をかけていいものを作ってもらわなくちゃ、いくら画像処理が良くできていても文句が出てしまいますよね ) 知人がそのP2の、インターネット販売限定版 (2千台だったか) の“ブラックペイント”モデルを買ったといってぼくに見せてくれた。レンズ鏡筒部分まで黒くしたオールブラックで、ブラックペイント部分はいかにも手塗りといった感じで (ソニーの話によると、ほんと手塗りなんですよ、と) 、ちょうど、昔のライカM3ブラックペイントを彷彿とさせる。その仕上がり具合は上出来でありまして、いやあぼくも欲しくなりましたが、もうとっくに「売り切れた」とのこと。くだんの持ち主はライカファンで「これね、使ってるうちにブラックペイントが少しづつ禿げてきて、下地の金属部分がちらちらと見えてきたりすれば味が出てくるんだけどなあ」なんてじつにオタクっぽい話をしておりました。 |
2002年8月4日(日) |
2002年8月5日(月) 消えたマクドナルド |
フジ・FinePix A303 (A303は新しい記録メディア・xD-Picture Cardと、1/2.7inch型CCDを採用した3倍ズーム内蔵のデジタルカメラであります。発売は9月だけど、その前にちょっとフジから拝借。1/2.7inch型で有効画素数324万画素だからいわゆる画素ピッチサイズは2.5〜2.6ミクロンぐらいになるのだろう。でも限界だといわれていた3ミクロン以下でもこれだけ写るんだからねえ。このCCDはおそらくソニー製で、採用したのはフジが初めてだが他のメーカーからもこのCCDを使った機種がどしどし出てくるに違いない) 日比谷線六本木駅を出ていつも事務所に向かう道角にマクドナルドがあったのだけれど、8月1日の朝、忽然と“消えて”いた。看板もなにもすっからかんで、移転します閉店します改築しますのいっさいのメッセージもなく、まるで夜逃げしたみたいな様子。 (7月31日夕方に見たときは何事もなく営業していた) 「CAR of the Weeks」を久しぶりに写真を追加。Bentleyの正式な車名がわからん。スーパーチャージャー付き。イギリスの、あのヒルクライムで有名なプレスコットで撮影したものであります。 |
2002年8月6日(火) |
2002年8月7日(水) メモリーカードの互換性 |
フジ・FinePix A303 (A303に採用されている新メモリーカード・xD-Picture Cardの評判がイマイチよろしくない。わざわざ新規格のものを作る必要ないじゃないか、互換性のある既存のメモリーカードを使え、というわけだ。皆さん、いがいと保守的なんですね。ぼくはこの xD-Picture Card に限らないことだが、新しいメモリーカードの出現は大歓迎なのだ。画期的なメモリーカードが開発され採用されることでデジタルカメラがどんどんおもしろくなってくればそれでイイじゃないか、と) 昨日発売になったばかりの「SDメモリーカードをCFメモリーカードに変換するアダプター」をさっそく買いました。パナソニック製のSD-CFアダプター (BN-CSDAP3) であります。SDカードをこのアダプター (ちょうどCFカードのサイズ) に差し込めばCFメモリーカードとして使用できる。いま持っている512MBのSDカードが“512MBのCFカード”になるわけでなにかと便利だ。同じように新規格のxD-Picture CardにもこうしたCF変換アダプターが用意されているようで、それなら互換性もあって文句もあるまい、と思いますけど。 |
2002年8月8日(木) クルマが売れる |
ニコン・F100+VRニッコール80〜400mmF4.5〜5.6 (D100は圧縮RAWと非圧縮RAWのふたつのうちどちらかを選んで撮影ができる。とうぜん非圧縮RAWはファイルサイズがデカくなる。圧縮RAWはサイズは小さくなるが書き込み時間がワンカットで約40秒以上かかってしまう。他の操作では格段にレスポンスのよい使っていて気持ちの良いカメラなのにRAWモード撮影ではとたんに“人格”が変わったようになる) ある外車ディーラーの腕利きセールスマンの話。 『土曜日、日曜日になるとショールームの受付窓口に行列ができてしまうことがあります。そんなときはまるでダイエーのキャッシャーの前のようです。いま、外車ディーラーは戸別訪問してセールすることはほとんどありません。うちはかなり前からやってません。お客さんがショールームに買いにきてくれるんです。ですからお客さんにいかに気分良くショールームに来ていただけるようにするか、そしていかに気分良く帰っていただくかに気を使います。』 数百万円のクルマをそのセールスマンは、ショールームに来るお客さんに、ひと月に、100台近くも売ってしまうこともあるんですって。 |
2002年8月9日(金) それでも暑い夏が好き |
キヤノン・EOS D60+EF100〜400mmF4.5〜5.6 IS (D60はD30に比べて、メインスイッチONからシャッターが切れるまでの起動時間がかなり短くなった。とはいえ、それでもD100などニコンのデジタル一眼のスピーディーさにはまだまだ及ばない。ニコンのある人が「どうしてあんなに遅いのか、わたしらは不思議に思っているんですよ」なんて、キヤノンのひとが聞いたらキッとなるようなことを“しれっ”と言っておりました) 東京はここ数日、とっても暑い日が続いております。ちょいとそこまでの、現像所にフィルムを持っていくほんのわずかな距離だけど、ちりちりと肌を刺すような強烈な太陽の光を感じる。でも、そんな光を受けると、もりもり力が湧いてくるような気分になるから不思議であります。いやもちろん、暑くて「うわーっ」という気持ちではありますが、寒くてかたかた震えるよりもずっとずっと快適。だから冬よりも、どんなに暑くても夏のほうが好きですなあ。なによりも、写真が写せる明るい時間が長いのがうれしいのであります。 さて、本日で抱えていた仕事が一段落 (のはず) 。さあ、しばらく遊びまくるぞぉ (のつもり) 。 |
2002年8月10日(土) メモリースティック・デュオ |
ソニー・Cyber-Shot DSC-U10 (いや、やはり液晶モニターが見にくいよなあ。画面サイズが小さいから見にくいのと、画面の見えのクオリティーがよくないから (安っぽいんだよなあ) 見にくいのと、それらが複合的に混じり合って、もう、ほんと、よく見えないんでありますよ。天気の良い明るい戸外なんかだといっそう見にくくなる。良くできたカメラなんだけど、これだけがじつに残念) このU10はソニー製であるからとうぜん、メモリーカードには“メモリースティック”を採用している。カメラが小さいから、メモリースティックの小型版“デュオ”を使ってるんではないかと思っている人もいるようだけど従来のメモリースティックカードを使用している。ソニーのある人が「デジタルカメラには“とうぶん”のあいだデュオを使うつもりはない」と言っておりました。ほんとかいな、とは思うけど、ソニーとしてはなんとかメモリースティックをもっと広めていきたいから (最近、かなり危機感を持っているようだ) 、アレでがんばるんだろうなあとも考えられる。 |
2002年8月11日(日) |
2002年8月12日(月) 1/30秒での足きり |
ソニー・Cyber-Shot DSC-P7 (Cyber-Shot P“ひと桁”シリーズには200万画素、300万画素、400万画素がある。なかでも300万画素機種は外観などのモデルチェンジを繰り返し (内蔵ズームレンズは同じ) 、初代のP1に続きP5、そしてこのP7がある。P7の334万画素の1/1.8インチ型CCDはP1、P5とは違う (おそらく) 最新型のもの) 2年近くも続いたP“ひと桁”シリーズは、おそらくこのP7で最後になるんじゃないか、と言う人がいた。でも、P4、P6、P8が残っているし、さてどうなるだんだろう。 Cyber-Shot Pシリーズ (ひと桁もふた桁も) を使っていて「困るなあ」と感じることは低速シャッタースピードの“足きり”が高速すぎることだ。通常撮影モードではAE連動シャッタースピードは1/30秒以下にはならないのである。だから低輝度被写体では頻繁に露出アンダーになってしまうことがある (夜景撮影モードを選べばシャッタースピードの連動範囲は広がりアンダー露出を防げる) 。いつ改善されるのだろうか、と思っていたけど、ソニーはとうとうそのまんまを固持し続けた。 |
2002年8月13日(火) 耐 (酷) 暑走行テスト |
オリンパス・CAMEDIA C-2 Zoom (実販価格が29800円。3倍ズームレンズ内蔵の200万画素カメラだ。単3型乾電池が使えるし、なんと言っても3万円を下回る価格で手に入る。ぼくは“おすすめの一台”だと思うが、それを友人などに言うと「ボディデザインがねえ…」と否定的なのだ。そうかなあ、とぼくはこの意見には納得ができない。使いやすくて、よく写る、いいカメラだと思うけどなあ) わがオールドカーが暑さにどこまで耐えられるかを快晴の日曜日に思い切ってテスト走行。渋滞の始まった首都高をのろのろと走り幕張まで、たいした距離ではないんだけど、あの暑さだもの、はらはらしながら往復してまいりました。クーラーを (エアコンではない) オンにしっぱなしで、走り停まりまた走りしながら、さて液温がどこまで上がるか、ドキドキ、オーバーヒートはせぬかと。でも、90度cをぴたりとキープして快調そのもので戻ってきました。液温計やタコメーターを睨みっぱなしで、帰宅したらもうぐったり疲れてしまった。 |
2002年8月14日(水) 「クルマはかくして作られる」 |
ニコン・COOLPIX 2500 (この2500は内蔵フラッシュがセットになったレンズ部がくるりと回転する“スイバル方式”。3倍ズームレンズ内蔵の200万画素カメラ。同じ200万画素・3倍ズーム内蔵のカメラにCOOLPIX 2000がある。だがしかし、この2000はいま、電源部周りの不具合があって回収騒ぎがでている。ぼくは2500と2000と比べると文句なしに2000のほうが良いカメラだと思っていただけに、今回のことはじつに残念) 「クルマはかくして作られる」福野礼一郎著、二玄社。 めちゃめちゃおもしろい本だ。たくさんの部品メーカーで作られたクルマの部分部分をいちどうに集めてそれを組み上げているのがいまの自動車メーカーの仕事。そのかんじんの部品がどのように作られているのかを懇切丁寧に取材して一冊の本に仕上げてる (現在も「カーグラフィック誌」で連載されているが) 。ぼくも仕事柄、なんども自動車メーカーの工場や部品工場を見てきたり職人さんたちに話を聞いたこともあるので読んでいてとても臨場感を感じるのだけれど、いや、行ったことのない人も見たことのない人もきっとこの本を読めば“目から鱗”を経験すること請け合いだ。福野さんの勉強ぶりとその好奇心には頭が下がります。クルマに興味のある方は必読の一冊。 |
2002年8月15日(木) しばしの夏休み |
カシオ・EXILIM M1 (エクシリムのM1はMP3対応のほうで音声付き動画も撮れる。音関連を省略したほうがS1。ぼくのまわりにはS1を使っている人は多いのだがM1を持っている人はだれ一人いない。ぼくは最近、もっぱらこのM1で (写真も撮らずに) 音楽ばかり聴いている) ぼくのように会社勤めをしていない者は日曜日も休日もほとんど関係がない。みんなが休んでのんびりしている (と思う) お盆休みでもやらないきゃいけないこともたくさんあるし、いやぁでも、「今日はお休みだ」と自分で (勝手に) 決めてしまうこともできるし、ま、気楽なもんでありますなあ。 と、ノーテンキなことをいつまでも言ってられないので、そろそろ仕事に取りかかろうか、散らかった事務所をかたづけようか、しばらく作動させていないカメラにフィルムを入れて撮影をしてみようか、と。 |
2002年8月16日(金) イタリア人の宝・フェラーリ |
ソニー・Cyber-Shot DSC-F707 (F707はソニー製 (パーソナルユースの) デジタルカメラの中で“最高機種”となる。2/3inch型500万画素CCD、5倍ズームレンズ内蔵。発売は昨年の秋だけれど、いま使っても新鮮で機能的にも --- ズームボタンの操作性、汎用タイプの外部ストロボが使えない、内蔵ストロボのポップアップの仕方がガサツ、などの気になる点はあるけれど --- “ほとんど”不満はない。よく写るカメラだ) お盆休みとか連休になるとふだん街角ではあまり見かけないようなクルマと出会うことが多い。それもごくなにげなく路肩に駐車していたりして、それがそのへんの風景となんとなくよくマッチしているんです。 でも、フェラーリがこんなふうに無造作に駐車してあったりすると、大丈夫かいな、と心配になってくる。世界中でこんなにもフェラーリが“ぞんざい”に扱われている国は日本のほかにはありませんよ。イタリアなんかだったら、あっというまに人だかりでしょうね (だいたいフェラーリを路上駐車したままなんてしませんけどね) 。 |
2002年8月17日(土) |
2002年8月18日(日) フジの松竹梅 |
フジ・FinePix A303 (フジのデジタルカメラには「S」「F」「A」のみっつのアルファベットとその下に続く数字がネーミングになっている。「S」にはレンズ交換式や内蔵固定式の一眼タイプ、「F」と「A」はコンパクトタイプのカメラで「A」シリーズが初心者タイプの低価格カメラに位置づけされている。ま、言ってみれば、S=松、F=竹、A=梅、てなところだろうか) ランク上でいえば、このA303は松竹梅の「梅」となるわけだが、しかしその写りは「竹・並上」だとおもう。3倍ズームレンズ内蔵で300万画素以上もあるし、この1/2.7インチ型CCDがこれまたなかなかの実力を持っておるんですよ。てなことをフジの人に話をしていたら「CCDの良さもさることながらウチの画像処理技術がいいんです」とやんわりたしなめられました。電池のモチの良さも感服。アルカリ乾電池を2本入れて使い始め、かれこれ2週間ほどいちども交換せず、です。 |
2002年8月19日(月) |
2002年8月20日(火) 気になるぞ、C-5050 Zoom |
オリンパス・CAMEDIA C-4100 Zoom (まだまだ続くぞ、の、あのC-3000に始まるボディスタイリングの“新型”であります。昨年発売されたのが1/1.8インチ型334万画素のC-3100で、これは同じ1/1.8インチ型で413万画素。レンズは同じだが機能など内容は“格段に”向上している。他社も含めて4メガデジタルカメラの中では画質はピカイチだと思われる。同じCCD (と、思う) を使ったC-4040の画質に比べてぐんと良くなっている) 国内では未発表だが (とはいいながらオリンパスのとある人がメールでこっそりと教えてくれたんだけど) ヨーロッパでオリンパスの新型機種が発表になった。そのスタイリングは上記のC-4100と似たカッコウをしているけれど大幅に手が加えられている。興味があるのは1/1.8インチ型という小型CCDでなんとオーバー500万画素機種に仕上げていること、内蔵レンズが新設計であること ( ← と思っていたが違う、C-4040と同じレンズだ) 、記録メディアがスマートメディア、コンパクトフラッシュ (Type II まで) 、そしてxDピクチャーカードに対応したトリプルスロットを搭載しているという。うーむ、はやく使ってみたいぞ、これは。 |
2002年8月21日(水) 5時2分、恵比寿発、東武動物公園行き |
オリンパス・CAMEDIA C-4100 Zoom (オリンパス・デジタルカメラのもっとも大きな欠点だと思うのは、メインスイッチONから、さぁ撮影、できるまでの時間が長いこと。さらにスイッチをOFFにしても、いったいなにを反省しているというのか、しばらくじっと考え込んだあとでおもむろにレンズが収納される。バネ仕掛けのようにぐいんっとレンズが出て、ぴゅんっと収納されないもんかなあ) 久しぶりの5時2分、恵比寿発の始発電車。六本木の駅は、ほんじつ、なぜか大混雑でありました。電車がホームに入ったとき悪い予感がしていたのだけれど案の定、乗り込む人たちに車内に押し戻されてしまいました。やれやれ、であります。駅を出て事務所の方向とは逆方向にちょいと早朝散歩。六本木交差点あたりはまだヨッパライがおりますが、そこをすり抜けて横町を曲がり爽やかな風の中を歩くのも、これまた気分良しです。 さて、今日中に約束の仕事を片づけてしまって、と。 |
2002年8月22日(木) DVD-Rにバックアップしているんだけれど |
サンヨー・DSC-MZ3 (サンヨー・MZシリーズ第三弾。いままでのMZシリーズのスタイリングとは大きく変化した (とくに操作系が変更、よくなったと思う) 。起動もズーミングもスピーディーであります。ボディはやや厚みはあるけれどオールメタルの外装はなかなかの高級感を感じさせてくれます。1/1.8インチ型CCDで約200万画素。3倍ズームレンズ内蔵で、このズームの“製造元”がナゾ) 仕事の合間を見つけては、昨年から今年の夏までに撮影したデジタル画像などをいっきにCD-RやDVD-Rにバックアップをとってるんだけど --- 数十GBのリムーバブルHDDが4〜5個 --- これがもう、時間ばかり食っちゃうんですねえ。とにかく一枚のDVD-Rに4GBほどのデータを書き込もうとするとざっと一時間ほどかかる。その間、いちおう、他のソフトを起動させてはいかん、ということになっておるんですが、イラチのぼくはお構いなしにソフトなどを動かしてしまう。すると、そこで書き込みが一時中断されたりして、結局、仕事がいっこうにはかどらず、てなことになってしまうんであります。 |
2002年8月23日(金) たかが5〜6年前の画像 |
サンヨー・DSC-MZ3 (個性的で、多機能なデジタルカメラ。その中のひとつ。200万画素のフルサイズ画像のまま15コマ/秒の高速連写が可能なのだが、さらにシャッターボタンを半押し状態からプリキャプチャーしているのでシャッターボタンを押し込んで実際に撮影を始めた数カット前から記録される機能を備えている。オリンパスのE-100RSにも備わっていた機能で、ああオレはこんなにレスポンスが良いんだなあ、と錯覚してしまう) 「偽色」「モアレ」「白飛び」「黒つぶれ」などなどの“ひと目でわかる写真”を探して頂戴といわれているんだけどナイんだよねそんな写真が。とくに偽色やモアレなんて、いままでたくさん写してきたけど、これだっ、というような現象を見た記憶がない。最近のデジタルカメラはとくに画像処理技術も向上しているし (さらにローパスフィルターも良くなっている) ほとんど目立たなくなっている。 そこでムカシの (といってもたかが5〜6年前ぐらいだけど) デジタルカメラで撮影した画像を見返したけれど (いやあ、ヒドい画質ですなあ、それにびっくり) 、白飛びや黒つぶれはわんさかあるけれど偽色もモアレも見つからず。 |
2002年8月24日(土) |
2002年8月25日(日) よくできた400万画素機 |
オリンパス・CAMEDIA C-4100 Zoom (ボディがやや大型であること、ボディスタイルがいささか“お古”であること、起動・終動動作が遅いことなどの「欠点」はあるものの、総合的に大変によく仕上がったカメラだ。とくに、あの、デキのよくない400万画素のCCDを使った機種の中では秀逸の仕上がりになっている。少なくともぼくは高く高く評価したいカメラのひとつ) フジとオリンパス (そして東芝) が始めた新規格メモリーカードの xD-Picture Card だが、フジとオリンパス以外のメーカーでどこかが使うってことはないでしょうかねぇ、と、この業界の事情ツウに聞いてみたら、「ありません。SDカードでしょう」とケンモホロロのつれない返事。 …だろうか? ぼくは、もっと先の話になるだろうけど、ひょっとしたらあのメーカーなんかは、と思っているけどね。 ところで先般、ヨーロッパで発表になったC-5050Zoomがトリプルスロット搭載らしいとのことだったけど、どうもスマートメディアスロットに xD-Picture Card が挿入できるものらしいのだ。なるほど、うまく考えたもんだと感心しました。だから、ダブルスロット・トリプルメディア対応、かな。 |
2002年8月26日(月) 抜け道マップ |
オリンパス・CAMEDIA C-4100 Zoom (オリンパスの多くのデジタルカメラは、リチュウム電池のCR-V3のほか汎用タイプの単3型乾電池が使用できる。CR-V3バッテリーはあまり一般的ではないが、しかし単3型乾電池も使うことができるのはすばらしいことではないか。この単3型乾電池というのは世界各地で製造されていて、そりゃあ、中にはヒドいツクリの電池もあるらしくそんなモノにも対応させなきゃいけないからタイヘンだろうと思う) ぼんやりしていたらもう夏も終わってしまいそう。秋が来る前に夏の海を見ておかなきゃ、ということで未発表のカメラのテストもかねて三浦半島から鎌倉、大磯に。日曜日だったけれど海は予想外にガランとしていたがしかし134号線は渋滞。やはり日曜日。 クルマを止めてちょっと写真を、と思っても止める場所がなくただひたすら、とろとろ走るしばらく停まる、だけ。帰宅後、こんな「ページ」があることを発見。出かける前にしっかりチェックしておけばよかった。 |
2002年8月27日(火) フェアレディーZ |
フジ・FinePix A303 (いま爆発的に売れているF401は1/2.7インチ型のスーパーCCDハニカム。で、A303も同じ大きさの1/2.7インチ型CCDだがこちらは通常タイプのCCD。でもCCDサイズが同じだから撮影レンズは「共用」できる。つまりF401とA303の内蔵3倍ズームレンズはまったく同じもの。その“写り”は文句なしにA303のほうがよい) 銀座四丁目・日産ショールームのニュー・フェアレディーZ。 友人のベテラン・クルマ雑誌編集者に「どう?こんどのZは…」と聞いたところ即座に「けっ、あんなもん」。おいおい、どういう意味なんだ、と聞いても多くを語らない。なんか、わからないでもないけれど、しかしぼくのような世代のものにとっては (決して“クルマ好き”ではないが) フェアレディーZというとスカイラインGTRと同じくとくべつな印象を受ける。 昔の話だけど初めて乗ったZでスピードよりもその直進安定性のよさにおどろいた。 |
2002年8月28日(水) |
2002年8月29日(木) 「ハワイイ紀行」池澤夏樹著 |
フジ・FinePix A303 (A303に使用しているCCDは (おそらく) ソニー製 --- でも使用している撮像素子をどうしてどのカメラメーカーも“隠す”んだろうか、自分チで作れるワケないんだし、そのことがもしかりに公になったところでいったいナンだってんだろうねえ --- で、この1/2.7インチ型の有効画素数324万画素CCDの採用はA303が初めてで、今後、このCCDを使ったカメラがあちこちから出てくるはず。ミソは1/2.7インチ型ってことであります) ハワイイ島 (正しくは“ハワイ”ではなく“ハワイイ”であるらしい) には数年前に行った。ハワイイ諸島はこのハワイイ島が初めての経験で、行って感動。いい島だった。ヒロの街に数日宿泊して、レンタカーで島を2回ほど周回した。街としては反対側のコナの街がよかった。時間と「勇気」がなかったためでマウナケア山の上にあるスバル天文台を見学に行かなかったのが、いま、かえすがえす残念であります。 帰国後、池澤夏樹著「ハワイイ紀行」 (すばらしい本です、新潮社刊) を読んでハワイがハワイイであることを知り、その他もろもろハワイイの持つ文化の魅力を再認識いたしました。 |
2002年8月30日(金) 200万画素・固定焦点式・近接撮影不可 |
カシオ・EXILIM EX-S2 (EX-S1の上位機種。MP3対応のEX-M2もいっしょに発表になった。S1・M1が134万画素だったのに対してS2・M2では211万画素となった。で、CCDのサイズがS1・M1では1/2.7インチ型CCDだったのだが、S2・M2では1/1.8インチ型CCDに変更になった。実画像サイズが違うことになるから、レンズも5.6mmF2.5から7.5mmF3.2に変更になった) 「これでAFだったらなあ」、「きちんとピントが合わせられればなあ」、「近接撮影ができればなあ」と、EXILIMを使うたびに、…なあ、…なあ、と思う。 で、新製品発表。けれど、ただ画素数がアップしただけ、なんだよなあ。そのうえ、200万画素になったからなんだろうか、レンズ描写(パーンフォーカスによるピントの甘さ、かな)の“荒々しさ”が目立つように感じるのだ。ぼくにはS1・M1のレンズ(画像の描写)のほうが良かったように思いました。 |
2002年8月31日(土) EXILIMにはデジタルズーム機能があります |
カシオ・EXILIM EX-S2 (昨日、ここに、EXILIMにせめてデジタルズームができれば…、とかなんとか血迷ったことを書いたけどEXILIMシリーズには、きちんと4倍までのデジタルズーム機能が搭載されております --- 指摘をされまして、もうとっくに消去。S1を使っていてときどき活用しておったのに、つい Cyber-Shot U10 との比較を考えていて勘違い) 昨日の続き。EXILIMを使っていて、うーん残念だなあ、と思っていることは、ISO感度が選べないこと、シャッタースピードの低速側が1/8秒 (夜景モードで1/4秒) までしかないこと。せめて1秒ぐらいまでナンとかならなかったのかなあと思うし、ISO感度も、ねえ。 でも、こうしたコンセプトのカメラだからそのへんは割り切って…、という意見もわからないでもない。ぼくの要求がぜいたくなのかなあ。 べつにカシオをおだてるつもりはないんだけれど、これだけデキのよいカメラに仕上がっているだからこそ、アレも欲しいコレも欲しい、と思ってしまうんでありますよ、ぼくは。 「CAR of the Weeks」に写真を加え、Vol.3としました。クルマの風景。 |